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脳脊髄液減少症とは
脳や脊髄のまわりを流れる髄液が何らかの原因で漏れ出し、減少することで脳が下がり様々な症状が起こる病気。「低髄液圧症候群」と呼称される場合もある。脳脊髄液は一定量が保たれるように調整されている。しかし、何らかの原因で減少することで脳が下がることで症状がでるようになる。
脳が脳脊髄液の中で
しっかり浮いている状態
《正常な状態》
脳脊髄液が減ることで
脳が下がる
様々な症状が出る
硬膜が傷ついて
脳脊髄液が漏れ出す
《脳脊髄液減少症の状態》
原因
発症の原因
発症の原因は様々です。大きく分けて3つの原因があげらます。
特発性
原因不明
外傷性
交通事故・不慮の事故
転倒
スポーツ外傷 など
医療性
医療ミス
腰椎穿刺
整体 など
症状
耳鳴り
体力の低下
手のしびれ
呼吸が苦しい
無気力・脱力感
集中力の低下
起立性の頭痛
記憶力の低下
不眠・睡眠障害
肩こり
腰痛
主な症状
視力の低下
めまい
頭痛
吐き気
体の痛み
倦怠感
一定の時間立ったり・座ったりできない
他にも様々あります
治療法
治療法
・ブラッドパッチ(硬膜外自家血注入療法)
髄液が漏れているところに自分の血液を硬膜外に注射して穴を塞ぎ、脳脊髄液が漏れ出すのを防ぐものである。血液が固まる性質を利用して穴を塞ぐという方法である。
保険適用されている。
・保存的療法
発症からの期間が比較的短いと改善され、有効であるとされている。
必要最低限の行動に抑え、安静臥床と水分摂取を行う。
・硬膜外生食注入
硬膜外腔に生理食塩水を注入する治療法。
・その他の治療法
人口髄液やフィブリン糊パッチ、アートセレブ髄注
高濃度プラセンタ埋没注射・点滴などもあります。
そのほかにも上記のような根本的な治療法ではなく、対処法としての治療を行う方も多いです。
※治療方法には個人差があります。
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