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執筆者の写真miu

「頑張っている」



こんにちは!



今回のテーマは「頑張っている」です。


自分の中の想いを出そうかなと思います。




脳脊髄液減少症になってから、ずっと人に助けられて過ごしてきました。

でも、私は助けられるより助ける方がいい。(みんなそうかもしれないですが・・・)

この病気になって、沢山の人に迷惑かけて、心配かけて、支えてもらって。

ありがとうと凄く思うし、恵まれている環境なのに心はなぜか辛くて。

恵まれるほど、頑張ってよくならないとと勝手にプレッシャーに感じたり、

こんなにしてもらっているのに全然よくならないことにも申し訳なく思ったりしちゃいます。



高校1年生で脳脊髄液減少症になって、大好きだった卓球もできなくて。それどころか普通の生活もできなくて、

「自分は甘えているだけなんじゃないか」って何回も考えて、行動する。

でもやっぱり体調悪い。


お金かけて治療しても治らない。

「どう?治療して良くなった?元気になった?」って聞かれて

「いや、まだあんまりよくならないんですよね。」

こう答えると治っていないことを改めて感じる。多くのことを我慢して、人一倍体調に気を付けて、お金出してもらって治療しているのに治らない、つらい。



 

大学に入って、やっと普通の生活を送れるようになった。

すごく嬉しかった。

完治じゃなくても普通の生活ができることが嬉しくて、勉強も部活も頑張ってきた。


3年生になって悪化した。もう時間に余裕はない。大学ではみんなと同じように通って、就活・教員採用試験とか受けて、楽しく4年間過ごして、一緒に卒業できると思ってたのに。



「無理をしないで、頑張って」


いつも無理しないと課題は追いつかないし、頑張らないと普通の生活はできない。

優しさとか、私のためを思っていってくれた言葉なのは理解してる。

他になんて声を掛けられたら納得するのかもわからないけど、

ついついこんなこと言ってしまいたくなる。


なりたくて病気になったワケじゃないし、迷惑かけたいわけでもない。

友達の前では前向きに発言していないと自分を保てなくて、見失いそうになるからそうしているだけの時も多くて、、

正直、前向きに受け入れるように考えるのは難しい。



 


事故のこと、いまさら誰を責めたいわけじゃない。でも、事故がなくて病気にならなかったらって考えてしまう。


思いっきり卓球して上達している人

好きなことを好きな時に自由に行動している人

自由に遊んでいる人

将来に向かって一生懸命頑張っている人


どんな人を見ても苦しくなる。

自由に遊ぶこともできない。予定を立てるのもドタキャンして迷惑かけてしまうかもと考えるから予定を立てるのが怖い。何かしないとと思うけど、体調が伴わずに何もできずに1日が終わっていく。

そんな自分が嫌。


「いやなら行動すればいい。病気になってもできることがある」って言われたことがある。

今はそうだなと思える。だから行動しているけど、


治療もうまく進まなくてどん底にいる時は

「そんな簡単なことじゃない。いつ悪化するかわからなくて、一時的な対処法しかできなくて、お金はすごいかかって、確実に治すのに何年かかるのか不透明。見た目ではわからないから理解されにくい。症状だって苦しいし、つらいのに。そんなことわからないくせに」

すべてマイナスな方向に考えていた。



 

ずっとずっと「頑張っている」

どんな状況でもつらい現実でも頑張って頑張って受け入れようと努力して

「しょうがない」ってたくさんのことを諦めてきた。


それでも支えてもらってきた人達に恩返しができるように、そして自分のためにも

これからも頑張っていかないといけない。

辛いし、苦しいこともあるけれど、進む中で生きがいだったり、ちょっとした幸せを見つけて受け入れきれない現実を少しずつ受け入れながら過ごしていきたい。






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